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本と音楽とねこと

【旧作】私は三年間老人だった【再読】

パット・ムーア(木村治美訳),2005,私は三年間老人だった──明日の自分のためにできること,朝日出版社.(3.11.2022)

 工業デザイナーであった筆者は、老婆に完璧に変装し、高齢者がいかに邪険にされ、ときには身の危険にさらされてしまうかを、身をもって実証してみせた。
 本書の初版が出版されたころ、けっこう話題になっていたように記憶している。
 いま読んでも、高齢者の社会的排除について考えさせられるところの多い書物である。再版を望みたい。

85歳の老人に変装した若き工業デザイナーの3年間。ユニバーサルデザインの出発点となった衝撃のドキュメント。

目次
メイクアップ・アーティストとの出会い
パット・ムーアおばあさん誕生
いざ、出発
変装成功!
“潜入”調査
変装に改良を加えて
お年寄りのなかへ潜入
天使の老婦人
みじめな扱い
私の子供時代 ほか

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