ソフトバンクは6日、同社の携帯電話で大規模な通信障害が発生したと発表した。
午後1時39分頃の発生から午後6時4分頃に復旧するまで、
約4時間半にわたって全国で通話やデータ通信ができなくなるなどの状態に陥った。
警察や消防への緊急通報にも影響が出たとみられる。
同社によると、通信制御機器で不具合が発生したのが原因。
障害は「ソフトバンク」や格安ブランド「ワイモバイル」のほか、
回線を借りてサービスを提供する格安スマートフォン各社の端末にも及んだ。
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日常生活に欠かせない通信手段を突如断たれたユーザーには混乱が広がった。
ソフトバンクの各店舗には、復旧の見通しを尋ねたり、
店内の無料Wi―Fiを利用したりする客が詰めかけた。
JR東京駅そばの店舗を訪れた宮崎市のIT会社社長の男性(23)は
「取引先と連絡がつかず、明日は宮崎に戻らないといけない。このままでは商談がつぶれてしまう」と
焦燥をあらわにした。
ソフトバンクは12月6日(木)13時39分ごろから日本全国で発生していた通信障害について、
同日18時4分をもって復旧したと発表しました。
「直った」といった声をあげているのを確認できます。
通信障害の原因は、LTEに関わる交換設備の不具合だったとのことです。
今回の通信障害では、ソフトバンクモバイル、
SoftBank Airといったサービスで利用できない、もしくは利用しづらい状況が発生していました。