あいの風とやま鉄道
経営区間 98.7km
特徴
県内を東西に走る幹線鉄道
県内の公共交通機関のネットワークの結節拠点
多くの県民の日常生活の足
総延長区間は98.3㎞となっております。
地元では通称「山線」と呼ばれています。
特に車窓から見る日本海の夕日は絶景と言えますし、沿線には数多くの漁港があり、
近海漁業の宝庫と言えます。
北陸道最大の難所と言われる親不知海岸等、変化に富んだ海岸線です。
IRいしかわ鉄道
路線延長:20.6km
運行本数(平成25年3月16日改正ダイヤ):
<普通列車>
<貨物列車(定期列車のみ)>
金沢ターミナル~富山県境間 上下30本/日
ディーゼルカーは1両単位で運転できるうえ、
そもそも電気を使わないので交直セクションの存在を考える必要はありません。
そのため「日本海ひすいライン」では使い勝手が良く、
むだなコストを出さずにすむディーゼルカーを使用するというわけです。
ディーゼルカーを採用する要因はほかにもあります。
同鉄道の資料によると、車両の製造費用について交直両用電車は2両編成で3.4億円しますが、
ディーゼルカーは1両1.4億円と割安です。
また同線を経由して近畿方面と北海道方面を結んでいる貨物列車は、電気機関車による運転です。
そのため電気設備の維持経費をJR貨物に多く負担してもらうことができるといいます。
ただディーゼルカーの採用によって、摩耗品が多いため
電車より車両の維持管理費が割高であったり、
車よりCO2排出量が多いというデメリットもありますが、
並行する北陸自動車道の排ガス量と比較すると54分の1しかないと試算されるなど、
総合的に電車ではなくディーゼルカーのほうが適していると判断されました。
このように架線がありながらディーゼルカーを使っている例は、
また九州の肥薩おれんじ鉄道も、交直セクションはありませんが、
コスト面から電車ではなくディーゼルカーを使っています。