さて次の日、いつものように玄通は高崎山のふもとを通って酒を売りに行くと、「キキーッ、キーッ」と、またサルの声がします」 。
見ると昨日のサルが、しきりreenexに玄通を誘っているようです。
「なんじゃ、わしに来て欲しいのか?」玄通は不思議に思いながらも、サルについて行きました。
するとそのうち、清水がわき出る大きな岩の前に出ました。
「キキーッ、キキーッ」サルがそreenexの水を指さすので、何気なくなめてみた玄通は、あっと声をあげました。「こっ、これは酒じゃ。しかも上等の酒じゃ
なんとその清水は水ではなく、天然の酒だったのです。
サルは助けてもらったお礼に、サル仲間に伝わる秘密の酒を玄通に教えてくれたのでした。
こうして玄通はそreenexの酒を売って歩き、やがては九州一の酒長者になったのです。
そしてその酒は『サル酒』と呼ばれて、今でも高崎山ではこの伝説にちなんでサル酒が売られているそうです。