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フィジーの徒然草

どんど焼きと、赤い実

今日は小正月の1月15日で、昨日はどんど焼きの日でした。
実家はすごく小さな集落ですが、小正月前の日曜にどんど焼きをしています。
(自分は関西人なので、子供の頃から「とんど焼き」と言ってます。)

どんど焼きでは松の内まで飾っていたしめ縄や、書き初めなどを燃やします。
炎は穢れを清め、生命を生み出すと考えられるようで、
実家では先端に炎が燃えている竹を家へ持ち帰り、縁起物として
その火を使って作る温かいぜんざいを食べるのがとても楽しみでした。

どんど焼きが「どんどん焼き」として出てくるのが、中学生の時の光村図書の
教科書に載っていた、井上靖さんの小説『しろばんば』の中の印象深い一章で
ある「赤い実」です。
主人公の洪作少年が憧れる、1つ年上の少女あき子が書いた書き初めの文字
を見て驚いて、衝撃を受けるのが
『少年老い易く学成り難し 一寸の光陰軽んず可からず』という一文でした。
本当に、この漢詩の通りですね。w
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