My favorite

好きなものを、雑多に。   ~since 2008.6~

Favorite #221

2009年08月17日 | バイクツーリング
3日目、昼過ぎ。


立石寺の最後はやはりこれ。
芭蕉の句碑です。


 閑けさや 岩にしみ入る 蝉の声
 (しずけさや いわにしみいる せみのこえ)


数ある芭蕉の句の中で、個人的に最も大好きな句です。

さっき紹介した「尾花沢」で、芭蕉は地元の人から
“立石寺(りゅうしゃくじ)はいいところだから一度見ておくとよい”と聞きました。
そして芭蕉は、予定していたルートを数十キロも逸脱して、
この立石寺に向かうわけです。

芭蕉はこの地で、世間とは一線を隔てた「清閑さ」を感じる。
そして推敲に推敲を重ね、この句を生み出したのです。


は~、死ぬ前に立石寺を訪れることができてよかったー。

Favorite #220

2009年08月17日 | バイクツーリング
3日目、昼過ぎ。


寺の中をちょっと進むと、
芭蕉とその門人の曾良の像が並んでいました。

家も身内も捨て、旅に出た芭蕉のその生き様に、
門人の曾良は寄り添ったのです。

その当時の様子を想像すると、
胸が熱くなりました~。

Favorite #218

2009年08月17日 | バイクツーリング
3日目、昼過ぎ。


その立石寺の本坊がここです。
ずっしりと歴史の重みがありますが、
ここにはそれ以上の重みがあるのです。

そう、それはもちろん「芭蕉が訪れた地」という重み。
今は観光地になってしまっていますが、
芭蕉が来た時には、「ことに清閑の地なり」と言ったほどに、
神聖な場所であったようです。はい。

Favorite #215

2009年08月17日 | バイクツーリング
さて、3日目、昼。

尿前の関と鳴子温泉に別れを告げ、
目的地の仙台とは逆方向に進みました。

小さな県道を走って到着したのは、
芭蕉も訪れた「尾花沢市」です。

この尾花沢にはちょっとした言われがあります。
でもそれはまた後ほどということで…。

写真は、芭蕉資料館。
もちろん立ち寄りました。
中の写真撮影はNGでした。

Favorite #213

2009年08月17日 | バイクツーリング
3日目、午前。


そして、実際に関所を通過してみました。
当然手形は見せていませんが…(^^;

これは関所の中から撮った写真です。
思ったほど立派ではないし、広くもないです。
25mプールの広さくらいかなぁ。

まあ、手形や荷物の確認をするためだけの場所だから、
きっとこんなものなんでしょうね。

Favorite #212

2009年08月17日 | バイクツーリング
3日目、午前。


そして句碑からほど近い所に、関所の門がありました。
当時はここを通るために、通行手形を見せていたそうです。
芭蕉もきっとここを通ったのでしょう。

いや~教科書ではよく見るものの、
本物はやっぱりすごい。感動~(^-^)