救命を極める

目の前の命を救うためにできること

ICUで働く看護師がスキルアップのために取得するといい資格

2023-06-22 08:24:32 | 看護師

新人看護師でもICUに配属されることがあります。救命に関して基本的なことが知りたいと思う場合は、日本ACLS協会が認定しているBLSプロバイダーコースを受講することができます。心停止後の救命の基礎を学び、質の高いCPRを行う技術を習得できます。

ICUで働く看護師がさらにスキルアップを目指したい場合は、ACLSプロバイダーコースを選択できます。

ACLSプロバイダーコースは、心停止や急性冠症候群などに対する認識を深め、治療における技術を向上させることができる内容になっています。受講できるのは医師や看護師、救命士、その他の医療関係者、医療系の学生です。2日間(約16時間)のプログラムには、治療システムや蘇生科学、質の高いBLSおよび気道管理の実習などの内容が含まれています。

筆記試験と実技試験があり、合格者には合格認定証が渡されます。受講の費用は38,980円(税込)です。

更に高いレベルと目指したい方は、クリティカルケア認定看護師の資格を取ることができます。クリティカルケア認定看護師の研修では、急性で重篤な患者の全身管理や早期回復支援に必要な知識とスキルを習得することができます。

認定看護師は、現場でリーダー的な役割を果たします。また、自分が高度な知識と技術を持っているだけでなく、後輩への指導を行い、患者へのコンサルテーションにも加わります。

クリティカルケア認定看護師の研修を受けられるのは、看護師免許があり、勤務経験が5年以上の方です。なお、5年のうちの3年は、認定看護分野で働いていることが必要です。研修期間は半年~1年で、費用は約100万円です。

◯先輩看護師のリアルな体験談はコチラ⇒⇒⇒(ICUで活躍したい看護師さんへ