ようやくついに登場した新日本のマットで、名勝負を積み上げ、最終戦。エルガンvs石井、PWGで見ていた頃のエルガン、むしろそれ以上のポテンシャルを発揮。会場大爆発。万雷のエルガンコール…。痛快、最高、感動。
その後、ROHでIWGP挑戦というビッグチャンスを掴んだその時、エルガンにつけられた異名はトロントのコピペ王。悔しかったー。その年期待していたけど、結局G1エントリーはなし。そんなエルガンが1年越しでG1エントリー。参戦発表の時に会場の歓声は皆無。その瞬間会場はお通夜。
2012年、PWGのBOLAを見た。そこで準優勝に輝いたのがマイケル・エルガン。名勝負を連発して一気にファンになった。でも、てっぺんがハゲて伸びた後ろ髪、ツーショルダー。「試合は最高。でも、いかにもプロレスしかないというこの風体、陽の当たる場所で活躍することはないんだろうな…」
【本日のエルガン@MichaelElgin25】
両国国技館最終戦。第3試合でYOSHI-HASHIとシングルマッチ。
#ThanksElginThanks #日本の夏エルガンの夏 #BigMike #g125 #NJPW
去年のROHと新日の合同興行の前、「トロントのコピペ王」と、馬鹿にされたエルガン。実際に試合もDVDすら見たこともなく、動画サイトでちょっと見た程度での思いつきの感想だったのだろう。
憧れの国でもあり、日本で試合をすることが目標でもあったエルガンにとっては、屈辱的であっただろう。
この1ヶ月で、エルガンは自分の力でその偏見を180度変え、負け越しはしたが、素晴らしい成績、人気を得ることになった。エルガンは勝利したのだ。
今日の最終戦、試合後、館内には「サンキュー、エルガン」「プリーズ・カムバック」コールが巻き起こるに違いない。
■青空プロレスNEWS
2016年ROHが日本で興行を行います!ROHのブッカーが自ら発表!
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