午前10時 ・・
すっかり高くなった太陽 ・・
ザ ガンは、
重量感のある音をとどろかせダーウィンを出発しました。
8000馬力の機関車が長い車両を力強く牽引していきます。
車窓には、延々と潅木の風景が続きます。
線路は地平線の向こうまで一直線に延びています。
運転士は実に慣れた様子です。
使っているのは右手だけ ・・
時々赤いボタンを押していました。
これは、居眠り運転を防止するために
定期的に運行本部に信号を送るためのボタンだそうです。
ちゃんと運転してますよ ・・
という合図ですね。
ダーウィンを出発してから約1時間 ・・
木々の姿は消え、赤茶けた大地が広がりました。
最後尾には、(乗客の ) クルマを搭載した車両が見えます。
ザ ガンは、
広大なノーザン テリトリーを豪快に走り抜けていきます。
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