昨年7月15日 土曜日の ルツェルン駅 ・・・
若い兵士たちの姿がありました。
スイスは徴兵制度のある国です。
彼らは、徴兵訓練中の若者です。
週末の休暇で、それぞれの自宅に帰るところです。
彼らの姿を見ていて、日本で活躍した
ひとりのスイス人男性のことを思い出しました。
Andy Hug
アンディ・フグ (1964年ー2000年 )
空手家、キックボクサー、親日家
ニックネームは ミスター K-1
K-1 のリングで、
多くのファンを魅了した彼は夭逝しました。
享年35歳。
(CMのワンシーン )
1997年、私は、
あるCMで彼と仕事をする機会がありました。
これは、そのCMのワンシーンです。
(CMのワンシーン )
初対面の時、
彼はものすごい力で握手をしてきました。
その理由を彼は、
『男は強くなければいけないんだ 』
と語っていました。
(CMのワンシーン )
『強い男がやさしくなれる 』
きっと彼はそう言いたかったのだと思います。
実際の彼は、
やさしさがにじみ出ていました。
永世中立国スイスが
2013年に行った国民投票では、
およそ4分3が徴兵制を支持したそうです。
たとえば1年とか2年という限定した期間 ・・・
しかも人生の若い時期に
徹底的に心と体を鍛え上げることは、
たとえそれが徴兵という方法であっても、
決して悪いことではないな ・・・
とふと思いました。
JFK-World