ディジョン旧市街 の中心からクルマで10分も走れば、
そこには豊かなブドウ畑が広がります。
ブルゴーニュワインの産地 ・・・
ゆるやかな丘陵が続くこの地域では、
1世紀ごろからブドウの栽培が行われてきました。
中世には、この地に多くの 修道院 が建てられました。
ブドウの栽培とワインづくりは
修道士の重要なミッションであり、
( ドンペリ のエピソードはその好例 )
修道院は広大なブドウ畑を所有するに至りました。
しかし、
フランス革命がその形態を大きく変化させました。
修道院が所有していたブドウ畑は区画整理され、
民間に払い下げられました。
ひとつひとつの区画は
" CLIMATS クリマ " と呼ばれます。
現在、クリマの数は1000以上 ・・・
それぞれのクリマは競い合い、
上質のブドウを追い求めてきました。
世界的に有名なブルゴーニュワインには、
こんな歴史的背景があります。
2015年、
LES CLIMATS DU VIGNOBLE DE BOURGONE
『ブルゴーニュのブドウ畑のクリマ 』
は世界遺産に登録されました。
JFK-World