
栄西 (1141年ー1215年 ) 、
道元 (1200年ー1253年 ) が、
禅宗とともに中国から持ち帰った 『茶の子 (茶菓子 ) 』 に
原点があるといわれる和菓子 ・・・

京菓子は、宮中への貢物として発展し、
茶道の文化が洗練させました。

そして、
『粋 』 なものとして庶民に間に浸透していきました。

老舗に受け継がれてきた京菓子のレシピ ・・・

それは、 『菓子帖 』 と呼ばれています。

安土桃山時代に
現在の姿かたちと味を確立させた京菓子 ・・・

門外不出のレシピは、イメージで描かれています。

京菓子は、
職人の感性によって守られてきたことが窺えます。

また、文字が語るように、『菓子 』 は、
木の実や草といった 『自然 』 に由来するものです。

京菓子は四季を表します。
春 ・・・

夏 ・・・

秋 ・・・

冬 ・・・

さらに、 『錦秋 (きんしゅう ) 』 と名づけられた
この京菓子にいたっては、
紅葉の色付きに合わせ、
微妙な色合いを毎日変えていくという懲りようです。
まさに 『粋 』 なものです。
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