夜のビリニュス旧市街 に停まっていたレトロなクルマ ・・・
旧ソ連時代の名車 『Volga ヴォルガ 』 です。
このヴォルガが開発されたのは1958年です。
オーナーに話を聞きました。
『確かにソ連時代にあまりいい思い出はないけど、
悪いことばかりだったわけではないよ。
このヴォルガもそのひとつだね。
親父に乗せてもらって、
こいつでぶっ走る時は最高だった。
未来を先取りしているような気分になったものさ 』
この男性は、父親から受け継いだヴォルガを
生涯乗り続けると話していました。
こちらは、
ビリニュスのスタッフが送ってくれた写真です。
昨年 (2015年 ) の秋、
大聖堂広場 に登場したビンテージカー ・・・
1954年製のアメリカ車
『Oldsmobile オールズモビル 』 です。
米ソ冷戦時代 ・・・
その影響は、
ここビリニュスにも、多少ならずともありました。
しかし、いまはもう遠い昔の話です。
JFK-World
このごろ、プラスチックとぺこぺこな薄板でできたまがい物は資源の浪費だと思うのです。
オールズもいいですが、この頃はまだボルガの相手ではありませんね。
人が車を所有することを目指して頑張るなんていい時代だと思います。冷戦時代は官僚の天下でしたけどいいものもありましたね。
いつも読んでいただいて本当にありがとうございます。
僕はきちんと物事を考える人が読めばうれしいし、きちがいがよむのはきらいです。