あじき路地の入り口に近い (路地に入ってすぐ左側 ) 一軒は、
路地に住まない人たちが、
週替わりで利用するスペースになっています。
「織家まりきこ 」
第1・3土曜日、
西陣織の爪掻き本つづれ織という技法を用いた、
(5月23日のブログ参照 )
世界でひとつだけの逸品を販売しています。
織り手の石川 真理 (いしかわ まり ) さん (向かって左 )
京都市出身。
岡本 真紀子 (おかもと まきこ ) さん (向かって右 )
出身は近畿という回答。
(複数の府県で幼少期を過ごしたため )
「まりきこ 」 という名前はふたりの名前から。
ふたりは、ともに西陣で培った技術で、
(石川さんは18年、岡本さんは16年のキャリア )
独自の世界を創り出しています。
布を織ることから手作業となるつづれ織 ・・・
また、横糸だけで図柄を表現するつづれ織は、
時間はかかるが創造性に富み、
とても奥深い技法なのだそうです。
ここで販売を始めたのが2008年 ・・・
『ものづくりの仲間がいるあじき路地には
励みと刺激がある 』
とふたりは言います。
ふたりは、つづれ織の歴史などについても
わかりやすく話をしてくれます。
伝統のないところに豊かな未来はないと思います。
後継者不足が危惧される日本の伝統工芸 ・・・
古きよきものの伝道者として、
ふたりの取り組みに期待します。
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