
宇宙から地球を見た時、
最も大きな緑地帯がアマゾン流域です。
私たちは、複雑に枝分かれしたいくつもの支流を総称して
アマゾン川と呼んでいます。
アマゾン川が抱えるジャングルや大湿原、
それらが地下に含んでいる水の量をあわせると、
世界中の河川の3分の2に当たり、
川を流れている水の量だけでも、
世界中の河川の20パーセントを占めるといわれています。
アマゾン川は、河口から1,600km遡っても高度は32m、
3,800km遡っても80mしかありません。
アマゾニアと呼ばれる広大な湿原の低地が延々と広がります。
たとえば、パンタナール大湿原は日本の1.5倍もの大きさです。
アマゾン流域は、地球のおよそ4分の1の二酸化炭素を
酸素に変えるという役割を担っています。
人類は、アマゾンの水と緑に守られているのです。
きょう4月22日は、地球環境を考える「アースデー」です。
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