JFK-World 世界の撮影・取材地トピック

Freelance Film Director
TV-CMおよびTVドキュメンタリー番組のディレクター & カメラマン

豪華客船の心臓部

2010年08月05日 | ヨーロッパ

乗客の目には触れないところで、
船の安全で快適な運行は守られています。



豪華客船は、しばしば 「白鳥 」 にたとえられます。
優雅に水面を進む姿 ・・
しかし、水面下では、
一生懸命水かきを動かしバランスを保っています。



船の機関室の役割も同様です。





パシフィックビーナスは、9270馬力のディーゼルエンジンを搭載し、
時速 20.8ノット ・・ 約40キロで航行します。





100日を超える世界一周クルーズでは、
途中 6回の給油を行います。
ちなみに、燃費は 1リッターあたり18メートルくらいだそうです。



美しい海を守るためには、汚水処理装置が働いています。
船内で発生するすべての汚水をバクテリアによって分解し、
清水にして船外に排出しています。





船内の電気供給も
機関室にあるディーゼル発電機で行われています。
非常用電源としては、最低 36時間分の電気が確保されています。



機関室は、まさに縁の下の力持ちです。

明日は、フィンランドの首都 = ヘルシンキに入港です。

jfk-world





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 海の上のピアニスト | トップ | 雨の入港 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ヨーロッパ」カテゴリの最新記事