乗客の目には触れないところで、
船の安全で快適な運行は守られています。
豪華客船は、しばしば 「白鳥 」 にたとえられます。
優雅に水面を進む姿 ・・
しかし、水面下では、
一生懸命水かきを動かしバランスを保っています。
船の機関室の役割も同様です。
パシフィックビーナスは、9270馬力のディーゼルエンジンを搭載し、
時速 20.8ノット ・・ 約40キロで航行します。
100日を超える世界一周クルーズでは、
途中 6回の給油を行います。
ちなみに、燃費は 1リッターあたり18メートルくらいだそうです。
美しい海を守るためには、汚水処理装置が働いています。
船内で発生するすべての汚水をバクテリアによって分解し、
清水にして船外に排出しています。
船内の電気供給も
機関室にあるディーゼル発電機で行われています。
非常用電源としては、最低 36時間分の電気が確保されています。
機関室は、まさに縁の下の力持ちです。
明日は、フィンランドの首都 = ヘルシンキに入港です。
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