
コート ダジュールの中で、ニースは美しい建物の宝庫です。

多くの建物は、19世紀半ばから20世紀初頭にかけて、
フランスの繁栄を象徴するかのように、
美しさを競って建てられました。

ベル エポック様式 ・・
多くの建物はこう呼ばれています。

Belle Époque ベル エポック 美しき時代

まさに 『美しき良き時代 』 が、ニースの街には息づいています。

独特のドームが特徴の 『Hotel Negresco ホテル ネグレスコ 』
ニースのランドマークのひとつでもあるこのホテルは
1913年に開業 ・・
しかし、1914年に勃発した第1次世界大戦中には、
傷病兵のための病院として使われました。
戦後、ホテルとして再開し、
今日まで様々な世界のセレブをゲストに迎えてきた
伝説のホテルです。

ホテル ネグレスコの現在のオーナーは 『Madame Jeanne Augier 』
『マダム オージェ 』 の名前で親しまれる彼女は、
巨額の寄付を続ける動物愛護および慈善活動家としても有名です。
また、外国の資本による買収劇からホテル ネグレスコを
守るために抵抗を続けている女性でもあります。
『フランスの伝統的なホテルは、
外国資本のホテル チェーン傘下に下るべきではない 』
というのが彼女の信念です。
彼女もまた伝説の女性です。
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