『世界一美しい通り 』 ・・ と呼ばれる
ベネチアの 「Canal Grande カナル グランデ (大運河 ) 」 ・・
その長さはおよそ4キロメートル ・・
ベネチア本島を二分するようなS字の水路です。
海に上の 『潟 (かた ) 』
といわれる浅瀬の上につくられた街 ベネチア ・・
「カナル グランデ (大運河 ) 」 は、
元々は自然がつくった水路でした。
その水路に沿って、
美しい街を築き上げた人間の力には敬服します。
イタリア本土側 ・・ つまり、北側から大運河に入ると、
まず左手に 「サンタ ルチア駅 」 が見えてきます。
(1月23日のブログ参照 )
そして、サンタ ルチア駅のすぐそばに、
19世紀の古い橋に替わって建てられた
『Ponte degli Scalzi スカルツィ橋 』 ・・
1932年、サンタ ルチア駅の近代化に伴い橋も新しくなりました。
ちなみに、以前の橋は鉄製の橋だったそうです。
ベネチア共和国の滅亡後 (1797年 ) 、
ベネチアを支配したオーストリア時代に架けられた橋であり、
『オーストリア橋 』 と呼ばれていました。
スカルツィ橋をくぐると、
『世界一美しい通り 』 の本領発揮です。
ベネチア共和国時代の繁栄を象徴する建物が並びます。
その数は、大運河に沿って約170棟あるといわれています。
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