ビリニュスの旧市街と 新市街 が交わるあたりに建つ
Vilnius Cathedral ビリニュス大聖堂 は、
リトアニアのシンボルともいえる存在です。
ユーロ導入 (2015年 ) 以前の
リトアニアの硬貨 (記念硬貨 ) には、
ギリシャ アテネの パルテノン神殿 を思わせる
そのファサードが描かれています。
元々、現在のリトアニア地方には、
『バルト異教 』 と呼ばれる独自の宗教がありました。
この場所には、その礼拝堂が建っていたそうです。
しかし、13世紀、十字軍の侵攻はこの地にまでおよび、
リトアニアはキリスト教を受け容れました。
そして、この大聖堂が生まれました。
現在の大聖堂は、18世紀に大改装されたものです。
太陽は、大聖堂の上を斜めに横切るように移動します。
ひとところに長く留まる北欧の夕陽 ・・・
屋根の上の3聖人が太陽の色に染まりました。
旧ソ連がリトアニアを併合していた時代、
3聖人の像は撤去されました。
(1996年に再設置 )
現在、敬虔なカトリック教徒が
人口のおよそ80パーセントを占めるリトアニア ・・・
リトアニアの人が精神的支柱と崇める大聖堂は、
多くの祈りを見つめてきました。
JFK-World
足跡を見つけ訪ね返させていただきました。
ビリニュスの街の息遣い・・・さすが!過不足なく描いていらっしゃいますね。
とびとびに、とりわけ様々なホテルの様子など興味深く拝読しました。
また 折々にお訪ねさせていただきます。
ますますのご活躍をお祈りします。