Goes
グス
オランダ語の発音では、 『G 』 の発音が濁らないので、
『クース 』 と聞こえます。
入り組んだ海岸線 ・・
広大な海抜 0メートル地帯を持つオランダは、
15世紀から16世紀にかけて、
海洋大国として多くの港町を発展させてきました。
『グス 』 もそんな町のひとつです。
しかし、船の大型化に伴い、小さな港町は廃れていきます。
そこで、グスが選択したのは農業です。
ここは、冬の寒さが厳しく、降雪量も多い場所です。
この雪解け水が地下に浸透し、
夏場の農耕期に農業用水として利用されています。
かつては、農業用水の汲み上げに風車が使われていました。
オランダを象徴する光景ですね ・・
現在、グスで栽培されるジャガイモは有名です。
その他にも、たまねぎや果物のリンゴが有名です。
グスの町の中心に建つ 『マリア・マクダネーナ 教会 』
15世紀に建てられた美しいゴシック様式の建物です。
小さな町は、教会を中心に広がっています。
教会と並んで建つ建物は市庁舎です。
いまも現役の市庁舎です。
グスの近くに、
さらに古く、さらに小さな港町 = 「ヴェーレ」 があります。
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