
午後 6時 ・・
出航の準備が整った日本の豪華客船 パシフィックビーナス ・・

銅鑼 (どら) の音が響きます。
出航に際し銅鑼を鳴らすのは、日本の客船に限られます。
打楽器である銅鑼が、どうのような経緯で出航の合図に
使われるようになったかについては諸説があります。
中国の明朝、日本では鎌倉時代の水軍が、
鐘や太鼓を信号に使ったという記録があり、
それが銅鑼に変わったという説が有力です。
起源はどうあれ、郷愁を誘う響きであることは確かです。

2日間滞在したコペンハーゲンを、ゆっくりと船は離れていきます。
古き良きものが身近にある暮らし ・・
北欧の 『スローライフ』 を満喫した2日間でした。

『ハムレット』 の舞台 = 「クロンボー城」 が遠ざかっていきます。
(12月27日のブログ参照 )

5月下旬、陽はさらに長くなりました。

この日は、メインホールでビュッフェ ディナー ・・
北欧の食材が饗されました。

パシフィックビーナスは進路を北へ ・・


フィヨルドの国 = ノルウェーを目指します。
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