Mexico City
メキシコシティ
そのシンボルともいえる 『Zocalo ソカロ (中央広場) 』 ・・
アステカ時代から都の中心であり、
スペイン植民地時代の多くの歴史的建造物が取り囲む
世界遺産の広場 ・・
『国立宮殿 』
16世紀前半から200年の歳月をかけてつくられた
支配者スペイン人の宮殿 ・・
1810年9月16日未明、
メキシコ独立運動の指導者 = Miguel Hidalgo y Costilla
ミゲル・イダルゴ・イ・コスティージャ神父によって
打ち鳴らされた蜂起の鐘が、メキシコ独立の象徴として
国立宮殿のバルコニーの上に移設されています。
いまも独立記念日には、大統領がこの鐘を鳴らします。
1811年、
ミゲル・イダルゴ神父はスペイン軍に捕らえられ処刑されました。
さらに、ソカロの象徴ともいえる大聖堂 ・・
しかし、今回のソカロは、少し様子が異なっていました。
写真は、2007年に訪れた時のもの ・・
整然と美しいソカロがありました。
(2008年6月28日のブログ参照 )
今回のソカロは、
抗議グループによって中央部のほとんどが占拠され、
無残な様相を呈していました。
占拠の目的は、電力庁による不当解雇に対する抗議だそうです。
(2011年2月ごろから占拠が始まり終息は未定)
『お酒は飲むけどアルコール中毒ではない 』 ・・
と書かれたポスター ・・
おそらくは、
アルコール中毒を理由に解雇された人たちの抗議なのでしょう。
かたや抗議活動を尻目に、
ドレッドヘアやタトゥを商売にする人の姿 ・・
私たちには不思議な光景です。
また、街の中でも大規模なデモを見かけました。
今回のメキシコシティは、
4年前よりは少し荒んだ印象を持ちました。
jfk-world