先日 11月30日土曜日 ・・・
訪日中の知人を案内するため、
奈良公園を訪れました。
ここは 東大寺 の北西側 ・・・
大仏池。
東大寺の裏側ともいえるこの辺りは、
(今年の春に撮った写真)
春には 桜の名所 ・・・
秋は、紅葉・黄葉 ・・・
しかも、観光客が少なく、
意外な穴場です。
そして、不思議なことに、
ここの鹿たちはおとなしい。
エサを狙って
ガツガツすることがなく、
『神の使い』らしく
泰然自若としています。
実は、
いま日本に来る外国人観光客の
奈良人気が急上昇中だそうです。
私の知人(観光客ではないが)も、
どこに行きたいかと尋ねると、
NARA ・・・ と即答でした。
また、なぜ奈良?
と質問すると、
Wild Deer に会いたいと ・・・
私の知人に限らず、多くの外国人が、
奈良に行きたい理由に
鹿の存在をあげています。
人と野生の鹿の親密さが、
彼らには大きな魅力のようです。
さて、そろそろ立ち去ろうとする
奈良の秋を追いかけて ・・・
このあと、
大仏さまに会いに行きました。
Cavatina from the Deer Hunter
第51回アカデミー賞作品
1978年公開のアメリカ映画
『ディアハンター』より。
とてもきれいなメロディですね。
JFK-World
あれよあれよと観光地ずれする鹿たちには、残念感もってた鹿に厳しい私です。
少し珍しい光景を見たことがあります。冬の日が暮れると、低い丘に大勢の鹿たちが集まって身を寄せ合って休んでいるんです。直径30mはあろうかと。どこか神聖さを感じました。
そうかと思うと、山間部には気性の荒い鹿がいたり。
おんなじ鹿なのでしょうか?なんて。
人が鹿にどう接するか ・・・
実は、鹿は冷静に見ているのかも知れませんね。
だから、神の使い。つまり、神の審判。
時、時代によっても、変化がありました。
もとは 人と1対1だと、鹿は強い野生の存在で、女 子供に危険でもあったようです。
人も含め、すべての生き物は神秘的ですね。