パリ シャンゼリゼ通りのゆるやかな傾斜をのぼりきり、
右に曲がってすぐ ・・・
凱旋門からわずか100メートルほどの距離なのに
意外なほど静かな場所 ・・・
そこに佇む “ ホテル ナポレオン パリ ”
昨年 (2018年 ) 6月に投宿したホテルです。
実は、このホテルには思い出があります。
Albert Kahn
アルベール・カーン (1860年ー1940年 )
20世紀初頭の様子を後世に遺すために、
私財を投じ世界中にカメラマンを派遣した人物です。
(アルベール・カーン博物館 )
アルベール・カーンの功績を日本に紹介するために、
2008年、私たちはパリにある
アルベール・カーン博物館を訪れました。
その時のホテルがナポレオンでした。
(2008年 アルベール・カーン博物館にて )
このプロジェクトのプロデューサーは
私の高校時代からの友人 ・・・
辣腕でわがままでおしゃれなヤツ ・・・
しかし、2013年4月、
残念ながら彼は他界しました。
『ダッカへ帰る日 』
2003年 第1回開高健ノンフィクション賞
優秀賞受賞作品
『煙る鯨影 』
2007年 第14回小学館ノンフィクション大賞
受賞作品
これらの作品の著者 駒村吉重君は、
亡くなった友人と私の共通の知人です。
これは、駒村君がスケッチした
友人の臨終です。
また、彼は、
友人の最期の様子をブログに綴っています。
作家らしい美しい描写です。
駒村吉重のおぼえ書き 茶房ちよちよ
折に触れて思い出すことは
故人へのいちばんの供養です。
今年も4月が過ぎ早や薫風の頃 ・・・ 合掌
JFK-World
“グリーンの石の指輪” という言葉に涙があふれました。
彼の旅立ちから丸6年が経ちましたが、友であることの情けはいまも通っています。
いい供養になりました。
こんばんは!
駒村吉重さまの
茶房ちよちよの
貴重な記事「窓ごしの春」を、
拝読させていただきまして、
ありがとうございます。
駒村さまが描かれました、
ご友人の柔和な絵画も
脳裡に焼き付くといいますより、
染み入りましたけれど、
お写真を拝見していますと、やはり
グリーンの石の指輪をなさっいて♪
笑顔も素晴らしく、今も元気よく
活動なさっておられるように
感じられますが、ご縁極めて深きご友人、
今もこれからも、言葉を超越している
以心伝心の超電信で
語り合われるのでしょうね。
ご友人はどのような状況下でも、
状況を改善開拓なさる方だと思いますが、
平安を心よりお祈り申し上げます☆
合掌
真鹿子 拝
また、駒村君のブログを読んでいただき感謝いたします。
素敵な友人関係ですね・・・合掌