トトラ (葦 ) で出来た人口の浮き島群 「ウロス島 」 ・・
約40の島があり、
700人以上がここで暮らしています。
16世紀南米を侵略したスペイン人は、
金品以外のものには興味を持たず、
(文化や歴史的な資料は破壊の対象 )
そのため南米の多くの歴史は謎に包まれたままになりました。
ウロス島に暮らす人々のルーツもはっきりとわかっていません。
通説では、彼らは元々ボリビアの
『ウルウル湖 』 周辺に定住していた人々 (ウル族 ) であり、
15世紀頃インカ帝国の侵略により
故郷を追われたといわれています。
アンカーを外せば直ちに移動出来る浮き島 ・・
そして監視塔は、その頃の名残りなのでしょう。
また、浮き島であるため、
雨季の増水時にも水没しないという利点があります。
島の間を小舟で行き交うウロス島の人々 ・・
大きな島には学校や集会場などが設けられています。
現在、ウロス島には多くの観光客が訪れます。
プーノから観光船がひっきりなしにやって来ます。
私たちもウロス島に上陸しました。
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