
2020年12月23日 午前9時30分
三菱重工長崎造船所

新日本海フェリーのグループ会社
東京九州フェリーの新造第二船。

その命名・進水式に招かれたVIP。

コロナ禍、人数は通常の約半分に。

最初に花束贈呈。

次に造船所から、

命名・進水式の
準備が完了したことの報告。

国歌斉唱。

そして、
新日本海フェリーの社長から命名宣言。

船名が披露されました。

続いて支綱切断 (しこうせつだん)。
この箱の中に入っている銀の斧で
船をつなぎとめている綱を
切断する儀式です。
ちなみに、
銀の斧は縁起の良いものとされています。

支綱切断は、
人間で言う 『へその緒』 を
切ることと同じ意味合いです。
切断された支綱 (紐) は
安産のお守りになるそうです。

伝統的に女性の役目とされる支綱切断。
新造船 『それいゆ』 の支綱切断は
歌手の小柳ルミ子さんが行いました。

切断と同時に
船体にぶつかり砕けるシャンパン ・・・
響き渡る汽笛の音 ・・・
舞い上がる色鮮やかな風船 ・・・
割れるくす玉 ・・・

中国伝来のくす玉もまた縁起物。

邪気を払い悪疫を除くと言われています。

万感の思い ・・・
それは造船に関わったすべての人に。

事務職の女性スタッフが
『それいゆ』 をバックに写真を
撮っていました。
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