「Bergen ベルゲン」 は、
ノルウェー語をはじめ、スウェーデン語、デンマーク語など
スカンジナビア言語のルーツでもある
『Old Norse 古ノルド語』 では、『Bergvin』 と呼ばれていました。
『berg』 とは 『山 』 という意味で、
『vin』 は 『緑の新天地』 です。
背後に山を擁し、
穏やかな海洋性気候の 「ベルゲン」 らしい語源です。
おそらくは古代の民が、
漂流の果てにたどり着いた 『北方のオアシス』 だったのでしょう。
11世紀頃より、ノルウェー沿岸で豊富に獲れる 『鱈 (たら) 』 の
加工、出荷場として発展してきた 「ベルゲン」 ・・
『鱈』 は、
その頃から乾燥させ、保存食として流通していたそうです。
「The Fish Market 魚市場」 は、
綿々と続く 「ベルゲン」 の生活文化です。
『東京築地市場』 が、
海外からの観光客に大変な人気であることは周知の通りです。
『マーケット』 が発する人の営みのエネルギーは、
多くの人を引き寄せます。
明るく活気にあふれ、『物々交換』 に始まった
人と人の交流の原点がそこに垣間見ることが出来ます。
この男性は、
私たちの姿を見ると、突然 『島唄 』 を歌い出しました。
何故 『島唄 』 なのかと尋ねると、メロディが覚えやすいから ・・
と答えてくれました。
『海の民 』 のDNAは、どこかでつながっているのでしょうか ・・
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