行政の機能が集まる建物 ・・・
このあたりがビャウォヴィエジャの中心です。
その一角に建つ 『聖ニコラス正教会 』
ロシア正教会の象徴ともいえる 『八端十字架 』 ・・・
(6月3日のブログ参照 )
隣国ウクライナやベラルーシなどと同様に、
ポーランドはかつてはロシア帝国、
そして第2次世界大戦後はソ連の支配下に置かれた国です。
『聖ニコラス正教会 』 は、
ビャウォヴィエジャの森を私有地化した
ロシア皇帝アレクサンドル3世の命により
1897年に再建された教会です。
(10月11日のブログ参照 )
木造の教会が立派なレンガづくりに生まれ変わりました。
(レジスタンス軍 ウィキペディアより写真借用 )
第2次世界大戦下、
東側からソ連、西側からナチスドイツの
狭間で戦場と化したポーランド ・・・
(ワルシャワにある 『ワルシャワ蜂起 』 の記念碑 )
1944年、レジスタンス軍はワルシャワを占領していた
ナチスドイツに武力で立ち向かいました。
ポーランド史上
勇気の象徴とされる 『ワルシャワ蜂起 』 です。
ワルシャワから遥か遠く離れたビャウォヴィエジャにも
レジスタンスの歴史が残っています。
これは、
ナチスドイツに立ち向かった犠牲者の数を記した記念碑 ・・・
こちらは、
ナチスドイツに処刑された人々の名前を記した記念碑です。
『聖ニコラス正教会 』 の前は、
ナチスドイツによる処刑場だったそうです。
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