アンジェ城 の中心に向かうゲート ・・・
そこには、
歴代領主の紋章が掲げられています。
そのゲートがある建物は
領主の住まいの一部です。
ロワール渓谷の
他の城と比べると簡素な印象です。
この建物を造営したのは
Rene d'Anjou
アンジューの領主
ルネ (1409年-1480年 )
注: アンジューはこの地方の古い地名。
アンジェ城で生まれた ルネ は、
堀を動物園にしたことで有名 ・・・
また、芸術にも造詣が
深かったといわれています。
当時としてはめずらしい
非左右対称の建物に、
一風変わった個性が表れています。
その隣りには、
(反対側から)
チャペル ・・・
建設を命じたのは
Louis II d'Anjou
やはりアンジューの領主 ルイ2世 ・・・
そして、その妃 Yolande d'Aragon
アラゴンのヨランダ です。
(ルネの父母)
完成は1410年頃 ・・・
堅牢なつくりです。
18世紀には監獄として
使われていたことがあるそうです。
第2次世界大戦時には爆撃を受け、
いくつかの建物は焼失しましたが、
アンジェ城の中枢としての威厳は
いまも保っています。
注: 領主の住居は向かって右の建物。
爆撃で焼失し、
いまは新しくミュージアムに。
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