JFK-World 世界の撮影・取材地トピック

Freelance Film Director
TV-CMおよびTVドキュメンタリー番組のディレクター & カメラマン

Tomorrow is another day 明日はきっと新しい日

2017年10月04日 | アメリカ
マーガレット・ミッチェル ハウスとミュージアム の展示物 )
これは、1936年6月30日の早朝、
マーガレット・ミッチェルのもとに届いた電報です。
出版本 『風と共に去りぬ 』 の成功が
彼女に伝えられました。


(1965年の出版物 )
電報の送り主は、
ニューヨークに本拠を置く (当時 )
マクミラン出版社の編集長
HAROLD S. LATHAM ハロルド・レイサム氏 ・・・
『風と共に去りぬ 』 を発掘した人物です。



この後、
彼女の暮らしは一変したに違いありません。



1939年には、黄金時代のハリウッドが映画化 ・・・
上映時間3時間半を超える超大作となりました。



アトランタの
『Loew's Grand Theatre ローズ グランド シアター 』
で行われたプレミアム試写会にはおよそ3万人が集まり、



空に向けて放たれた軍事用サーチライトの光は、
50マイルの彼方からも見えたそうです。


( 『風と共に去りぬ 』 一般上映の時の写真 )
『ローズ グランド シアター 』 はいまはもうなく、
(1978年に焼失 )



跡地には、



『ジョージア パシフィック タワー 』 がそびえています。



この写真は、とあるパーティでの
クラーク・ゲーブル とマーガレット・ミッチェル ・・・



少し上気した彼女の表情が窺えます。



これは、若き日の彼女の言葉 ・・・
『演者、芸術家、物書き、兵士、戦う女性、政治家 ・・・
 何でもいいから私は有名になりたい。 』
(1915年、マーガレット・ミッチェル 15歳の時 )



こんな言葉も ・・・
『16歳の時の私は、
 愛情よりも虚栄心のほうが強かった。
 心にはいつも憎悪があふれていた。 』
(1941年、41歳の時 )



そして、『風と共に去りぬ 』 は
こんな言葉で締めくくっています。

Tomorrow is another day
明日はきっと新しい日

JFK-World
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« マーガレット・ミッチェルの... | トップ | Martin Luther King Jr. Nati... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (JFK)
2017-10-04 13:10:12
Yam Yam さん、コメントをありがとうございます。最近は、このような大作が少なくなったことが少し残念ですね。
返信する
素晴らしい作品でした (Yam Yam)
2017-10-04 11:40:08
おはようございます。
何時も楽しく拝見しております。
マーガレット・ミッチェル女史の詳細を教えて頂きありがとうございました。
「風と共に去りぬ」の映画は何度見ても感動しました。 あの時代にあの様な大作を作ったアメリ
カは凄いと感じましたし、当時あの映画を見た日本軍が あんな作品を作れる国に勝てる訳が無
いと語ったと言う噂を聞いたことがありました。
スカーレット・オハラの”Tomorrow is another day”は最後のシーンと共に心に残る印象的なセリ
フで鳥肌が立つ思いでした。
久し振りに思い出させて頂きありがとうございました。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

アメリカ」カテゴリの最新記事