JFK-World 世界の撮影・取材地トピック

Freelance Film Director
TV-CMおよびTVドキュメンタリー番組のディレクター & カメラマン

Moulin-Rouge ムーランルージュ

2020年05月14日 | ヨーロッパ

モンマルトルの丘 から
コーランクール通り を下りてくると、



「Moulin-Rouge ムーランルージュ」
があります。



Moulin-Rouge = 赤い風車 ・・・



世界でいちばん有名なキャバレーです。



2001年に公開された映画では、
ステージの表と裏、そして愛の物語りが
艶やかに描かれていました。



ムーランルージュの開業は1889年、
エッフェル塔 の誕生と同じ年 ・・・



フランスが飛躍的に植民地を広げ、
工業を発展させた時代です。



さて、ムーランルージュを語る上で、
ひとりの人物に注目したいと思います。



Lautrec
ロートレック (1864年ー1901年)
ムーランルージュに入りびたり ・・・
飲んだくれの画家 ・・・



体に障がいがあったからでしょうか?
退廃的で奔放な生きざま ・・・
そして、36年という短い生涯。



そんな彼が1891年に描いた
ムーランルージュの広告用ポスター
"La Goulue ラ グリュ"
"ラ グリュ" は 『食いしん坊』 という意味。
中央で踊るダンサーのニックネームです。



こちらは同じ頃の作品
"Au Moulin Rouge"
『ムーランルージュにて』
とりとめのない独特の構図が
妙に印象に残ります。


(ムーランルージュで踊る二人の女性)
好奇な視線の先にあるものを
作品にしたロートレックの世界観は、



見る者の様々な想像を掻き立て、


(ムーランルージュに着いたラ グリュ)
ムーランルージュの成功に
大きく貢献したと思います。

JFK-World
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« minka ミンカ | トップ | hostel tolotolo とろとろ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ヨーロッパ」カテゴリの最新記事