アンジェ は、
ヨーロッパの魅力の多くが
凝縮された街です。
城 があり、
石畳の道 ・・・
石畳はできるだけ残して、
自転車 が走りやすく、
人も歩いたり走ったりしやすい工夫 ・・・
そして、
旅情を誘う トラム がすぐそばを走る街。
また、歴史があり、
興味深いかたちの建物 ・・・
たとえば、これは
ベネチアの ため息の橋 を思わせます。
そこかしこにある由緒ある教会からは、
街中に広がる鐘の音 ・・・
どれも日本とは違う風情です。
海外旅行の楽しみのひとつは、
異なる文化を楽しむことだと思います。
外国の人が
日本に来るのも同じ理由でしょう。
（大阪の街に貼ってあるポスター）
さて、大阪や横浜が掲げている
『IR構想』 の中心はカジノです。
以前にも言及しましたが、
私は カジノ構想 に反対です。
現在、
約90カ国がカジノを運営しています。
なのにいまさら、という感じです。
カジノでは、一部の国を除いて、
多国からのインバウンドは望めません。
さらに国体として、多くの人の損失を
前提とした ビジネスモデル を容認する
というのはどうなのでしょう。
『たくさんの国が認めているから』
ではなく、
『たくさんの国が認めているけど』
とはならないのでしょうか。
シルクドソレイユ が
老若男女を魅了するラスベガス ・・・
瀟洒な社交場としてのモナコ ・・・
既に動き出しているのなら、
それ以上のカジノが
日本にできることを願います。
決して、
閑古鳥が鳴く賭博場にならないことを。
JFK-World
