
これはいまからちょうど7年前、

2014年11月に撮った写真です。

私は、ここ白馬の 『みそら野』 に、
小さな山小屋を持っていました。

私にとって唯一財産と呼べるもの。

1985年からおよそ30年、多い年は
年間30日以上ここで過ごしました。

ちなみに、
軒下の穴はキツツキの仕業です。

たくさんの思い出のある山小屋ですが、
実は7年前に手放しました。

断捨離です。

これらの写真は記念に撮ったものです。

さて、

こちらは
今年 9月11日 に撮ったもの ・・・

山小屋は
いまどうなっているだろうか ・・・

そんな懐かしい思いが
今回白馬を訪れた理由のひとつです。

山小屋は、面影を残しながら
きれいに生まれ変わっていました。

たまたま
現在の所有者がいらっしゃったので、
中も見せてもらえました。

これは私の時代 ・・・

とてもきれいに
リニューアルされていました。

ところで、私は物に対する執着や
こだわりがないタイプです。
あるとすれば
クルマへの憧れくらいでしょうか。

長年、無駄を承知で
大型車に乗っていましたが、
今回の白馬の旅を最後に
エコカーに乗り換えました。
ふたつめの断捨離です。
Bob Dylan
My Back Pages
ノーベル文学賞作家ボブ・ディラン
この曲の歌詞はとても難解です。
一種の断捨離を歌っていると
私は思います。
JFK-World
JFKさんも断捨離をなさっていらっしゃるのですね。
美しい森の中の素敵な山小屋ですね。
木造りで手が込んでいらっしゃいます。
私も小さな家を牛窓に持っていて、現在は貸して欲しいと言われる方がいらして電化製品、食器その他内外のものすべて込みで、あちらのご希望のお値段でお貸ししていますが、手放そうかと考えています。
車ももう誰も乗せることも滅多になくなりましたし、一人ではもったいないのでどうしようかと思案中です。
ボブ・ディランはガロの歌で初めて知りました。
この曲、何回か歌詞とにらめっこしましましたが、私の英語力ではとても断捨離を歌っているところまでは読み取れませんでした。
彼の人生や歌を知らないとわからない面も多いのかもしれません。
いつも美しいお写真と自然と人々への慈しみに満ちた文章にほんわか癒されています。
ありがとうございます。
断捨離は、10年前は誰も使わなかった言葉ですよね。
言葉の流行には、その背景に同時代の人々の心理が働いていると思います。
私たちは、物質に限らず、精神的にも不必要なものを背負い込みすぎているのかも知れません。
身軽に生きたいものです。