途中 ガスに包まれ、
心配した空模様ですが、
雨は落ちて来ず、
標高2005mの第2ケルン(道標)に
たどり着いた時には、
少し青空が見え始めました。
目指す八方池まで、
あとひと息 ・・・
そして、
歩き始めてちょうど1時間 ・・・
八方池に到着。
これは、2010年10月24日、
あるCMの撮影で訪れた時の八方池。
この時一緒だった
CMプロデューサーの Oさん は、
この撮影のあと
程なくして闘病生活に入り、
2012年の春に亡くなりました。
八方池は、Oさんと私の
最後のロケ地となりました。
さて、いまはもう昔のことですが、
コロナ禍 ・・・
加えて、私は反ワクチン派 ・・・
そんな訳でおよそ5年間、
すっかり消えてしまった
海外に行く機会 ・・・
(昨年6月に1度だけ)
ならば、と始めた 国内の旅 ・・・
Oさんを弔うために、
八方池には3度行こうとしました。
しかし、その度に天候が悪く断念。
今回、4度目にしてようやく
手を合わせることができました。
山が好きだったOさんの魂は、
この八方池のどこかに
眠っているような気がします。
ほとりに佇む
飯森神社の奥社にも手を合わせ、
清々しい気持ちで下山しました。
半分ほど下りてくると、
すっかり晴天に ・・・
作家 五木寛之は、
人生の後半を下山に喩えていますね。
新井 満
♪千の風になって♪
2021年に亡くなった
新井 満さん もまた、
懐かしい方です。
JFK-World
素敵なお話で、胸が震えます。
鎮魂 ・・・ いい言葉ですね。