
サウスバンクに続いて再開発が行われているエリア
「Docklans ドックランズ 」 ・・
(1月14日のブログ参照 )

サウスバンクからヤラ川を河口の方向へ・・
先住民 アボリジニの時代、
このあたりは塩湖や沼地が広がる場所であり、
彼らの猟場だったそうです。


また、タスマニアに居住していた移民がさらに新天地を求め、
1835年、このあたりを帆船で航行しヤラ川に分け入りました。
注: メルボルンの最初の移民はタスマニアから渡った人々

(1920年の写真 )
その後、
植民地としての街づくりが順調に進んだメルボルン ・・
19世紀半ばにはゴールドラッシュがさらに拍車をかけ、
メルボルンを往来する船は飛躍的に増えていきました。
そこで必要となったのが
船の修理工場 『Dock ドック 』 です。
写真は、
1880年代にヤラ川を拡幅してつくられた 『ドック 』 です。

それからおよそ100年が経過 ・・
1990年代に入り、
船の大型化に伴い役目を終えていた 『ドック 』 に
再開発の手が伸びました。

2000年には、
スポーツ イベントおよびパフォーミング アートと
都市生活の融合を目的に、
『Docklands Stadium ドックランズ スタジアム 』
がつくられました。

現在、
オフィスビルや高級マンションが次々とつくられています。

ノスタルジックなドック時代の名残りも ・・

「ドックランズ 」 は、2015年には、ITや金融企業と複合した
人口20万人のニュータウンとなることを目標にしています。

今後が楽しみです。
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