水ぬるむ春 ・・・
古来、
日本の多くの地方では、
遠い山の頂から流れ出る雪解けの水は、
あらゆる悪疫を洗い流す
聖なる水であると信じられてきました。
山肌の
どこからともなく湧き出る水は山清水。
岩の間から湧き出る水は石清水。
滴る水は一筋の道となり、
互いに寄り添って
力強く水しぶきを上げます。
立ち枯れていた木々の枝は、
徐々に
初々しい新芽を芽吹かせていく ・・・
毎年必ず繰り返される約束事。
田んぼに水を入れるのは、
春の盛りの風物詩。
棚田の水は
山間に小さな湖を創り出します。
そして、命が輝きを放つ ・・・
私たちは
何に感謝を伝えればいいのでしょう。
人知れず手を合わせる日本の春。
Peter, Paul and Mary
Gone The Rainbow
原曲は、
アイルランドかスコットランドあたりの
子守歌ではないかと思います。
とても悲しい 反戦歌 ですね。
JFK-World