大運河を抜けると右側に見えてくる小さな島 ・・
（2月22日のブログ参照 ）
San Giorgio Maggiore Isola
サン ジョルジョ マッジョーレ島
Basilica di San Giorgio Maggiore
サン ジョルジョ マッジョーレ教会
8世紀末 この島に建てられた教会は、
13世紀に起きた地震による崩壊などの歴史を経て、
1610年 現在の姿に建て替えられました。
白の柱が美しい祭壇には、
ティントレット 晩年の傑作 『最後の晩餐 』 が飾られています。
伝統的なモチーフが、
独特な光の使い方によってドラマチックに描かれています。
Tintoretto
ティントレット （1519年ー1594年 ）
Tiziano ティツィアーノを師と仰ぐ
ベネチア派を代表する画家のひとりです。
（2月25日のブログ参照 ）
（鐘楼から修道院を見下ろす。 陸続きに見えるがふたつの島 ）
サン ジョルジョ マッジョーレ島は修道院の島でもあります。
10世紀末、
ベネディクト会 （カトリック教会最古の修道会 ） の修道院が
ここにつくられました。
この修道院は、
ヨーロッパの中で、神学、文学、芸術の発展に貢献しました。
教会と修道院だけの祈りの島 ・・
しかし、ベネチア共和国の崩壊後、修道僧は追放され、
1世紀以上にわたり
武器庫や駐屯地として使われる時期もありました。
第 2次世界大戦後、
文化財団 （イタリア貴族 ） の支援により
美しい島はよみがえりました。
夕陽を受けて色を変えるファサード ・・
鐘楼の上からはベネチア本島が一望出来ます。
「サルーテ 」 が手に取るように見えます。
ベネチアで最も有名な場所 ・・ サン マルコ広場も ・・
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