アマゾンを上流に遡っていくにつれ、
アマゾンと共に暮らす人々に出合います。
彼らは、とても穏やかです。
テレビやインターネット、様々な電化製品といった
私たちが無条件に便利だと信じているものの多くを
彼らは持っていません。
それでも、時折見せる彼らの笑顔には「幸福感」が溢れています。
昨日、多くの報道が長野県の
「聖火リレー」を取り上げていました。
怒る人の顔が大写しになり、
抗議する人の姿が繰り返し放送されました。
「いったい彼らは何に怒っているのだろう・・」
私には、それがとても不思議に思えました。
「正義」とは「怒る」ことなのか・・
「けしからん」「許せない」・・
それらの感情は、個人の心の動揺です。
「正義」とは、誰もが自然に胸に抱く
「心の崇高な高まり」ではないのかな・・と私は思います。
アマゾンの日常に暮らす人々・・
彼らがかもし出す「幸福感」は、人間の尊厳です。
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