
行く手を阻むかのように
背後に急峻な山がそびえる港町=ジュノー・・
元々このあたりには、
北米のネイティブ・アメリカン=トリンギット族(Tlingit)
が住んでいました。
1880年10月18日、ジョー・ジュノー=Joe Juneau と
リチャード・ハリス=Richard Harris の2人が、
ここに金採掘のベース・キャンプをつくります。

1年後、ベース・キャンプは町へと広がっていきます。
1881年に金の鉱脈が見つかり、
町はジョー・ジュノーの名を取ってジュノーと名づけられました。

1906年にはアラスカ州の州都となり、
ゴールドラッシュの時代とともに町は発展を続けます。
しかし、第二次世界大戦勃発により金の需要は激減し、
町は変貌のときを迎えます。

いまでは、世界の豪華客船が寄港する港町として、
また、アメリカの国鳥=白頭ワシや鯨などの
自然動物を観察するリゾートとして、
その地位を築いています。
明日は、ジュノーの雄大な自然・・
そしてホエールウォッチングを紹介します。
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