「古都グアナファトと近隣鉱山」は
1988年世界遺産に登録されています。
1548年スペイン人は、中央メキシコの山脈に囲まれた
この地に銀の鉱脈を発見します。
当時世界中の20パーセントを産出したといわれる
グアナファトの銀は、急激な街の発展をもたらします。
銀が生み出す富は、惜しみなく街の建設に注ぎ込まれました。
グアナファトの街には、
いまも絢爛豪華なウルトラバロック・チュリゲラー様式の
建物が数多く残っています。
いまグアナファトは、メキシコ有数の文芸の街といわれています。
メキシコ建国の父といわれるベニート・フアレス(1806-1872)
の名前を冠したフアレス劇場・・
アラビア風の内装が見事です。
ベニート・フアレスは、1861年先住民族から初めて
大統領に選ばれました。
最も偉大で敬愛されるメキシコの指導者であり、
「建国の父」と称えられています。
ちなみにメキシコシティの国際空港も彼の名前を冠し、
ベニート・フアレス国際空港と呼ばれています。
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