カカドゥ国立公園には、いくつも鳥たちの楽園があります。
人が餌付けをしている訳ではなく、
大自然の中にある鳥たちが集まる場所です。
それらのいくつかは
『Bird Sanctuary バード サンクチュアリ 』 と呼ばれ、
一定の距離をおいて鳥たちを観察出来るようになっています。
これまでに、
カカドゥ国立公園には何度か撮影に訪れたことがありますが、
その度に感じたことは気象の変化です。
たとえば、雨季にもかかわらず水量が少なく、
鳥たちの楽園が、『楽園 』 でなくなってきていることなどです。
上空から見ると、水位の低下はより明らかで、
鳥たちの数も減少しているのが目に見えてわかります。
人為的な理由だけではなく、
地球規模で気象は急激に変化し始めているように感じます。
諸行無常ということでしょうか ・・
鳥たちにとっての楽園が、
間違いなく失われつつあるように思います。
しかし鳥たちには、
人間のように新たに 『楽園 』 を創りだすことは出来ません。
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