1873年8月1日、坂の多いサンフランシスコの街に、
世界ではじめてケーブルカーが登場しました。
誰でもが知っている
サンフランシスコのシンボル＝ケーブルカーですが、
1947年には当時の市長の廃止宣言により、
全線バスに切り替えられそうな状況に
追い込まれたことがあります。
しかし、
市民によるケーブルカー救済キャンペーンが直ちに起こり、
6路線は3路線に縮小されたましたが、
ケーブカーは守られました。
方向転換の様子は観光客に人気です。
グリップマンと呼ばれる運転士は
実に楽しげにケーブルカーを回転させます。
どこからともなく漂ってくる潮風を感じながら、
ゆっくり進むケーブルカー・・
人にも環境にもやさしい乗り物です。
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