ロンドンからおよそ100km ・・・
人口10万人に満たない
イギリスの中都市 Ashford アシュフォード ・・・
( 『洗い越し 』 の資料写真 ウィキペディアより写真借用 )
Oxford オックスフォード など
地名に見る ford フォードは、
日本語では 『洗い越し (あらいごし ) 』 ・・・
つまり、
橋を架けずに川を渡ることができる場所を意味します。
注: アシュフォードの近くにはストゥール川が流れる。
中世より様々な物資の集積地として栄え、
中心にはゴシック様式の教会が鎮座してきました。
古い街並みには建築様式の変遷を見ることができます。
15世紀末から17世紀にかけて
イギリスで流行した チューダー様式 ・・・
注: イギリスの影響を受けた フランスのアンジェ や
オンフルール などにもチューダー様式が見られる。
イギリスの伝統的な建築 ・・・
1666年に起きた ロンドンの大火 以降
建築の中心となったレンガ造りなど。
また、産業革命で賑わった頃の名残り ・・・
さらに、20世紀初頭の アールデコ も ・・・
ありふれた日常が年輪となって積み重なった街 ・・・
そして、イギリスの長い歴史を象徴する街 ・・・
アシュフォードの旧市街にはそんな印象を持ちました。
JFK-World