今夜もあの重厚な扉の向こうには
妖しくも美しい、不思議な空間がある。
「秘密倶楽部・オーヴ」
不在の店主の代わりに切盛りしているのが、チーママのお玉である。
今日は新人面接を行うため、少し早めの出勤をしていた。
ラウンジやバーの募集広告というのは、極めてシンプルである。
たいていは、年齢制限と時間帯を書いたものだが
ここ「オーヴ」では、店の形態が少々特異なため、更に簡素な募集広告になっていた。 . . . 本文を読む
ここ数年、私はロングヘアを保っている。
ストレートでも、パーマでも、とりあえずはロングをキープしている。
たまに飽きてくる。
そして、バッサリ切っていた20代前半を思い出す。
いろいろな髪型をした。
元来、髪が伸びるのが早いので、バッサリ切るのも丁度良かった。
やったことのないヘアスタイルにチャレンジしたかったあの頃。
そして、実際やっていたあの時・・・。
当時、付き合ってた彼を驚かせることは . . . 本文を読む
ここは東京のとある街。
ネオン街からは少し外れたところに「オーヴ」の扉は設けてある。
特に看板は出していない。
重厚な扉だけが、この店の目印。
一見さんはお断り。そして地位も名誉もある人間だけがこの扉を開けることができる。
政財界のトップが、夜な夜な訪れるちょっと不思議な空間だ。
ここの店の主人はフジコ。
いつも店に出ているワケではない。
たまに店に出ていると思えば、VIP客といつのまにやら奥の . . . 本文を読む
昨日、新番組ドラマ「めだか」を見た。
その中で、瑛太がミムラに飲み屋のトイレの前でキスするシーンがあった。
そういえば、私もそんな経験があったことを思い出す。
あれは、コンパの席だったけど。。
コンパをした1軒目で盛り上がり、2軒目はバーへ。
人数が居たので、バーの奥まった部屋で飲みなおし。
イイ感じの照明で、イイ感じのエロ話で、楽なスタイルで飲んでいた。
当時、私はザルだったのだが、相当飲 . . . 本文を読む
私は、見る目のない女だ。
ドリカムがデビューしたての頃、「変な歌(うれしはずかし~)。売れないよ、絶対!」と言っていたらドンドン売れた。
そして、自分も聴くようになってハマり、コンサート行ったり、ベスト買ったりしたら
逮捕。
そういや、マッキーの時もそうだったかも。。
あ、でもっ。
シャネルズは、違いますからねっ。 . . . 本文を読む