お空の上からエヘヘのへ コモモのたより

犬と猫とちょびっとピアノ

去年の今日

2016-05-02 20:07:40 | コモモ
去年の今日、朝からお握りを作って(もらい)、家人と二人、車に乗り込みました。

晴天でとても穏やかな日でした。

病院に着いて、先生を待っていると、いつもと違う先生がバタバタと階段を降りて来ました。

そして、私達に「コモモの状態が突然悪くなり、今 処置をしています。」と仰有いました。

私達も先生の後について行くと、コモモが処置台の上で 色々な管に繋り、何やら処置をされていました。

主治医のA先生がいらしたので、おかあちゃんは先生に「コモモは助かるのですか?もし助かったら、この後 良い方向に向かいますか?」と聞くと、A先生は「もし助かっても、厳しいと思います」と仰有いました。

おかあちゃんは この時、初めて迷わず「退院させます」と言うことが出来ました。

先生方は、コモモに発作止などの処置をして、皆様で見送って下さいました。

おかあちゃん達は休憩無しで家に向かいました。
地元に着いた時、斜め前にコモモがパピーの時にお世話になったトレーナーさんの車がありました。
「コモモ、K先生だよ」と言うと、コモモは目を開けました。

家に着いて、暫くすると目を覚まし、ビックリしたようにキョロキョロずっと見ていました。

ヤンチャくれアッシュは、コモモにビックリしたようで、隠れてしまいました。
(生徒ちゃん以外の)人前に絶対でないキッシュは、本当にコモモに会いたがっていたので、
この時は人がいてもコモモの傍に来ました。

コモモはずっと目を開けていて、時折 目から涙が溢れていました。

発作もなく、苦しむこともなく 夜になりました。
皆で布団を敷いてコモモと一緒に寝ました。

↓入院する数日前



↓入院前日





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今日、ご近所の方が亡くなりました。
コモモの散歩の時、お会いすると ご挨拶や少し話しをした方です。
とても穏やかな優しい方でした。
お嬢様は私の同級生です。夕方 帰宅してご挨拶に伺った時、中学卒業以来 初めてお会いしました。

あんなに一緒の時間を過ごしたのに、今は全く別の人生なんだな~、と思いました。

Nさん、ありがとうございました。