作詞:EP0〜 華やぐ江戸の街〜 2024/7/18 亥の刻
梅の木も献上
視線を落とせば
雲の上
されども果てしない
牡丹の街道
街明かりが楽しそう
東の雲も奉じ
和菓子を落とせば
船の上
それでも終わらない
芍薬の街路
春夏冬春夏冬
風の上
酷くやつれて
越してくる
秋が訪れた
慶事の喜び引き止めて
損じの飽きを埋め尽くす
綺麗な馬酔木を刈り取った
平陽に神前な秋知らずに
写真に収めただけ
押し花にもしなかった
牢堅な店でグラスが揺れる
百日紅も献上
瞳を差し向ければ
銀杏の葉
貴方は十分な色男
閏年の月灯り
春夏冬春夏冬
地の上
花を咲かせて
お越しになる
夏の踊り子
高利の商い身に付けて
空き市の空きを埋め尽くす
華麗な芙蓉を飾り付けた
木の温もりもやけに暑くて
冷まし水を含んだだけ
悪酔いもしなかった
盛りも盛りも春の締
夏が踊りて盆の暮れ
稼ぎも稼ぎも秋は無く
冬はさんざめく風祭り
宝珠の芸事目立たせて
雲気の秋を呼び込ます
美麗な年を待ち望む
人の温もりは冷めて行き
夜路に藤を浮かばせて
互いの無事を祈るのみ
和製の織物珍重し
翳りの月を呼び続け
十五夜を呼び戻す
康衢の復活夢に見て
昼行に副余暇な身を
互いの平和を祈るのみ
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