今日は、最近プロ野球ファンの間で話題となっている、佐々木朗希投手と白井球審のことについて、書きたいと思います。
知っている方も多いと思いますので、詳細は割愛しますが、佐々木投手が投じた一球が球審によって、ボールと判定されたときに、その判定に苦笑いのような表情を浮かべ、少し
ホームベースの方に近づいたようにみえたのに対し、球審が感情を表に出しながら(私にはそう見えました)、佐々木投手に近づいていった一件です。
多くの方がコメントされているので、その中で多く見られた意見に関する私の感想を述べたいと思います。
1.球審の態度も問題だが、投手の態度にも問題があるのでは?
投手が自信をもって投じ、ストライクと思ったものをボールと判定されたのだから、多少顔に表情が出るのも仕方がないと思います。
特に、怒りをあらわにしたり、審判を侮辱する態度をとったわけでもないので、私個人としては、その回の終了後に、冷静に注意を与えるだけで良かったのではと思いました。
2.審判も人間だから、感情を出してもいいのではないか?
これは多数の方の意見というより、ダルビッシュ投手が言われていました。
ふだんはダルビッシュ投手のコメントには賛同できることが多いですが、この件については賛同できません。
相手が感情をあらわに審判を挑発したというのなら、百歩譲ってまだ分かりますが、今回はそうではありません。
私は、野球以外のスポーツもわりと見ますが、審判が感情をあらわにしているのはほとんど見たことがありません。
3.いろんな審判がいるのだから、審判の心証を悪くしないよう、上手に立ち回る方がいい
短期的には、それも一理ありますが、今回の問題はそこではないと思います。
公共の場で感情をコントロールするのは、ひとりの大人として、最低限のマナーだと思います。
今アンガーマネジメントといいう言葉があります。
どの職業でもいえることですが、アンガーマネジメントに関する研修をした方がいいのではと思います。
佐々木投手は、この一件のあと、ややコントロールを乱していました。
この登板後、疲れを考慮して、佐々木投手は登録抹消されたようですが、心身ともにリフレッシュして、また元気に一軍で投げる姿を見れたらと思います。
読んでいただきありがとうございました。