囲碁雑学 柾目 2021-01-31 08:41:34 | 日記 柾目のランクは、糸柾・並柾・荒柾の順です。 糸柾は、年輪幅が1mm~2mmで、糸のように狭い柾目です。長寿大径の貴重な木材しか得られない。
囲碁雑学 白石 2021-01-30 07:36:10 | 日記 白石は、蛤から作られている。現在はその殆どがメキシコ産である。 蛤の縞模様が1個の蛤に多くあるほど価値が上がる。価値がある順に「雪」「月」「実用」と呼んでいる。
囲碁雑学 囲碁の起源 2021-01-29 07:35:50 | 日記 囲碁の起源は定かでない。 中国には、「囲碁四千年」という言葉があるが確証はない。 碁盤・碁石は占いの道具だったという説もある。 現代の19路盤でいえば、361の交点は1年の日数を表し、中央の星は天元と称し、碁盤を4等分して四季を示したと考えられる。 白石は昼{陽}を表し、黒石{陰}は夜を表した。 殷時代に「棊」という文字があった。 この時代は、甲骨文字だが、囲碁というゲームを意味していたのか不明です。 石製17路碁盤
囲碁雑学 孔子と孟子 2021-01-28 07:24:33 | 日記 孔子{紀元前552~紀元前479年}は、囲碁には深く関心を示さなかった。 「論語」の中に「腹いっぱい食べて頭を働かせることなく、無為に日を過ごすよりは、双六や囲碁でもしているほうがまだましである。」とある。 孟子{紀元前372~紀元前289年} 「孟子」には、「囲碁の遊びはつまらない技であるが、心を一つにして学ばなければ上達しない。?は天下の囲碁の名人である。」とある。 どうやら、孟子が孔子より囲碁に堪能だったようです。
囲碁雑学 17路盤 2021-01-27 07:23:44 | 日記 1952年中国の漢時代の武将の墓から出土した石製の碁盤が17路盤だった。 隋時代以降は、19路盤になっている。 しかし、対局前に、四隅の星に白黒各二子を交互に配置してから対局を始める方法だった。 このため布石がなく、いきなり戦いになるケースが多い。 もし、今のような自由に打てたら、中国の囲碁レベルは格段に飛躍しただろう。 日本は、なぜかこの「互先事前置石法」を捨て、一手目から自由に打ったから囲碁のレベルが向上したのだろう。