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4×5判カメラと共に(仮)

トヨビュー45GⅡを中心に、EOS60Dを交えて写真関連の記事を主に掲載していきたいと思います

クラゲを採ったどーーーーーーー その後

2010年09月16日 | その他
9月11日のクラゲを採ったどーーーーーーーのその後ですが・・・・・・

今日現在も、4匹共に元気に泳いでいます。


このクラゲについて、アクアマリンふくしま へメールにてお聞きしました。

その回答を、財団法人ふくしま海洋科学館 命の教育課 水谷 様より9月15日にいただきました。


このブログを見て下さった皆様に、ご報告したいと思います。




    ********** 下記メール本文抜粋 **********


 さて、添付でいただきました画像のクラゲですが、マミズクラゲという種です。クラゲは、全世界で数千種類ほどいますが、淡水に棲む種は極わずかで数種しかいません。

 中国大陸原産といわれていますが、どのようなルートで日本に入ってきたか不明です。
 日本では、昭和三年に東京大学の研究室内にある水槽から、初めて発見されています。
 現在では、ほぼ日本全土で確認されています。
 夏、゜水温が上昇する時期に現れます。

 本県でも、六年ほど前に白河で確認され、その後二本松やいわき市でも確認されています。年配の方に伺うと、昔から本県にもいたようです。

 連続していない池や沼に突然現れるため、どのようにして移動しているのかまだ確証がありません。
 クラゲの生活史の一部にポリプという時期がありますが、本種のポリプは短期間であれば乾燥にも耐えられるといわれています。
 水草に付着したポリプを水鳥が引っ掛けて運んでいるという説や、池の手入れで水草(スイレン等)を別の池から移したときにポリプが付着していたという説があります。中国からは黄砂と共に飛んできたという「おはなし」もあります。
 どの池からも、オスかメスのどちらかしか見つからないため、ポリプの状態で受動的に移動し、分裂増殖後にクラゲ放出していると考えられています。

 飼育はきわめて難しく、淡水性の動物性プランクトンが手に入らないと、10日ほどで餓死してしまいます。
 ペットショップで入手可能なブラインシュリンプは、食べることは食べるのですがこのクラゲが要求する栄養とは異なっているようで、成長できないようです。


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 財団法人ふくしま海洋科学館 命の教育課 水谷 様には、お忙しい中親切に対応いただき、ありがとうございました。



このクラゲの飼育の最大のポイントは、淡水性の動物性プランクトンの確保になりそうです。

クラゲを見つけた方は、飼育にチャレンジしてみてはいかがでしょうか・・・・・・


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは。 (おくさん)
2010-09-17 13:58:28
なんか、すごいクラゲだったんですね。
中国から、わたってきたのか....。
不思議です~!
10日目が第一ポイントでしょうか?
GAG-R家の水槽に、なにかしらのプランクトンがいるといいですね。
返信する
おくさん へ (GAG-R)
2010-09-17 22:24:23
すごいクラゲと言うより・・・・・微妙
ほぼ日本全土で確認されていますが、まれにしか発見されていない・・・・珍しいのか、珍しくないのか

今回は、プランクトンの入手が難しいので、無理みたいです。
明日、水を汲みに行って来ますが、飼育は無理と思われます・・・・残念
返信する

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