『ARROW/アロー』シーズン2の視聴継続中。シーズン1と比べて面白さが増しているので、TUTAYAに寄る頻度が増えました。いっそ残り全巻一気に借りてしまおうか・・・。
では今回は『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』より
マスターピース MP-25 トラックス(Tracks)
の紹介です。
ビークルモード(シボレー コルベット スティングレイ C3)
フライトモード
ロボットモード
所属:サイバトロン/Autobots
役職:戦士トラックス
体力:6
知力:6
速度:7
耐久力:8
地位:5
勇気:6
火力:8
技能:8
総合:54
「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」中盤から登場したサイバトロン戦士トラックス。ナルシスト的な言動が目立つ彼ではあるが、同時に地球やそこに住む人類に対して親しみと大きな愛情を持っている。コンボイ司令官や仲間達とバスケットボールに興じたり、ホイストが誘われた映画撮影に押しかけたりと人類の文化に対しての強い関心も見れる。自分とおなじく地球文化に好意的なブロードキャストや、人間と親交深いバンブルとは気が合うのか一緒に行動する場面も多かった。地球では特にニューヨークの街を愛し、そこで出会った車泥棒のラウルという青年と共に、デストロンの企みによる事件を見事解決させた。それ以来ラウルとは種族を越えた友人同士となり、その後のディスコ・ダンシトロンの事件でも協力しあった。
戦闘では手持ち武器のブラックビームガンや背中に装備された熱感知焼夷ランチャーを駆使し、デストロンはもちろん地球の食料を食い荒らすインセクトロンや、サンフランシスコを襲う巨大宇宙生物にも勇敢に立ち向かった。少々自意識過剰だが憎めず、人間に対しフレンドリーに接する彼は多くのサイバトロン戦士たちの中でも個性が光る非常に魅力的なキャラクターである。
【※参考:説明書プロフィール】
トラックスは己のボディに心酔するナルシストである。また地球や人類に対し深い関心と愛情を抱いており、人間に憧れているふしもある。ブラックビームガンと熱感知焼夷ランチャーで武装し、フライトモードではジェットロン顔負けの飛行テクニックを見せる彼は、サイバトロンにとって非常に頼りになる戦士である。
【※参考:カード裏プロフィール】
ラウル
ニューヨークに住み、幼い頃より車泥棒をして生きてきた青年。当初はトラックスを売り飛ばそうとするも、後に更生しトラックスとは親しい友人となる。
第32話「戦士トラックス」、第52話「ブロードキャストVSサウンドウェーブ」のエピソードに登場。
【※参考:説明書プロフィール】
パッケージ
パッケージ裏
セット内容
本体、ラウル、ブロードキャスト(ラジカセモード)、サイドミラー一式×2(予備含む)、ブラックビームガン、フロントレーザー、ディスプレイスタンド一式
付属カード(画像クリックで拡大)
ギミック
ルーフ部分にあるエンブレムを反転させることで、より実車に近い状態を再現可能。
ボンネットは開閉が可能。内部も精巧に作られています。ラウルと組み合あせることで、劇中シーンをある程度再現出来ます。
運転席内部のジョイントにはブラックビームガンおよびブロードキャストを接続し、収納することが可能。
ビークルモードを一部変形させることで、フライトモードとなります。
フライトモードの底部およびロボットモードの腰にあるジョイントには付属のディスプレイスタンドを接続可能。
ビークルのフロントには付属のフロントレーザーを接続可能。フライトモードで使用していた状態を再現出来ます。
ブラックビームガンはロボットモードの手に持たせられます。
腰のジョイントにはブラックビームガンを接続可能。また、見栄えは悪いですがブロードキャストも一応腰に接続できます。
アクション
「トラックス、トランスフォーム!」
以上、マスターピース MP-25 トラックス(Tracks) でした。
可動範囲は、首はボールジョイントで上下左右に可動。背中のウイングはロール軸+前後スイングでフレキシブルに可動。肩は前後スイング+開き可動+若干前方に可動。肘はクリック式で90度スイング。二の腕に左右ロール軸可動。手首に左右ロール軸可動。掌は第2~5指の第二関節が可動。腰は左右ロール軸可動。股関節は前後スイング+開き可動。腰アーマーは前方に可動。大腿部は左右ロール軸可動。膝はクリック式で約90度スイング可動。足首は前後と内側にスイング可動。と広い可動範囲を持ちます。接地性に関しては、可動が優秀でしっかりと地面を捉える事が出来るので良好です。
付属品に関しては、劇中使用していた武器に加えて友人のラウルやそのラウルと共に運転席に乗せていたブロードキャストが付属。トラックスのボンネットが開くだけにラウルが非可動なのが惜しいです。
ギミックに関しては、劇中よく使用していたフライトモードへの変形が可能。G1玩具版では再現されなかった尾翼まで再現されているのは嬉しいです。また、劇中イメージと少々違うものの、ブロードキャストを運転席に乗せられるのを再現してくれたのは素晴らしいです。
スタイルに関しては、ビークルモードは「シボレー コルベット スティングレイ C3」に変形。うねったようなフォルムかつ、くびれのあるボディが非常に美しいので、ナルシストであるトラックスが選んだのも納得のビークルです。ボンネットのファイアバードもばっちり再現され、メタリックブルーのボディカラーも非常に綺麗なので、惚れ惚れする程に美しいビークルになっています。ロボットモードに関しては、アニメ劇中では箱型体型でしたが、この玩具はウイングが長くなったのを始め、ある程度メリハリのついた今風の体型になりました。現代風になった反面、逆にカッコ良くなり過ぎてしまった気もします。MPシリーズでここまでスタイルを変えるのはどうなのかなと思いますが、個人的にはナルシストな性格に似合ったハンサムなスタイルになったとも思います。ただ、首の後ろと背中のガワの間にある隙間が目立つのは残念。
マスターピースシリーズの中ではアレンジが強めなのでファンを選ぶとは思いますが、3段変形をばっちりこなし、ビークル・ロボット共に非常に美しいスタイルになっているので、十分に魅力のあるアイテムだと思います。
では、今回はこれで失礼します。それでは( ^_^)ノシ
関連商品
では今回は『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』より
マスターピース MP-25 トラックス(Tracks)
の紹介です。
ビークルモード(シボレー コルベット スティングレイ C3)
フライトモード
ロボットモード
所属:サイバトロン/Autobots
役職:戦士トラックス
体力:6
知力:6
速度:7
耐久力:8
地位:5
勇気:6
火力:8
技能:8
総合:54
「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」中盤から登場したサイバトロン戦士トラックス。ナルシスト的な言動が目立つ彼ではあるが、同時に地球やそこに住む人類に対して親しみと大きな愛情を持っている。コンボイ司令官や仲間達とバスケットボールに興じたり、ホイストが誘われた映画撮影に押しかけたりと人類の文化に対しての強い関心も見れる。自分とおなじく地球文化に好意的なブロードキャストや、人間と親交深いバンブルとは気が合うのか一緒に行動する場面も多かった。地球では特にニューヨークの街を愛し、そこで出会った車泥棒のラウルという青年と共に、デストロンの企みによる事件を見事解決させた。それ以来ラウルとは種族を越えた友人同士となり、その後のディスコ・ダンシトロンの事件でも協力しあった。
戦闘では手持ち武器のブラックビームガンや背中に装備された熱感知焼夷ランチャーを駆使し、デストロンはもちろん地球の食料を食い荒らすインセクトロンや、サンフランシスコを襲う巨大宇宙生物にも勇敢に立ち向かった。少々自意識過剰だが憎めず、人間に対しフレンドリーに接する彼は多くのサイバトロン戦士たちの中でも個性が光る非常に魅力的なキャラクターである。
【※参考:説明書プロフィール】
トラックスは己のボディに心酔するナルシストである。また地球や人類に対し深い関心と愛情を抱いており、人間に憧れているふしもある。ブラックビームガンと熱感知焼夷ランチャーで武装し、フライトモードではジェットロン顔負けの飛行テクニックを見せる彼は、サイバトロンにとって非常に頼りになる戦士である。
【※参考:カード裏プロフィール】
ラウル
ニューヨークに住み、幼い頃より車泥棒をして生きてきた青年。当初はトラックスを売り飛ばそうとするも、後に更生しトラックスとは親しい友人となる。
第32話「戦士トラックス」、第52話「ブロードキャストVSサウンドウェーブ」のエピソードに登場。
【※参考:説明書プロフィール】
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パッケージ裏
セット内容
本体、ラウル、ブロードキャスト(ラジカセモード)、サイドミラー一式×2(予備含む)、ブラックビームガン、フロントレーザー、ディスプレイスタンド一式
付属カード(画像クリックで拡大)
ギミック
ルーフ部分にあるエンブレムを反転させることで、より実車に近い状態を再現可能。
ボンネットは開閉が可能。内部も精巧に作られています。ラウルと組み合あせることで、劇中シーンをある程度再現出来ます。
運転席内部のジョイントにはブラックビームガンおよびブロードキャストを接続し、収納することが可能。
ビークルモードを一部変形させることで、フライトモードとなります。
フライトモードの底部およびロボットモードの腰にあるジョイントには付属のディスプレイスタンドを接続可能。
ビークルのフロントには付属のフロントレーザーを接続可能。フライトモードで使用していた状態を再現出来ます。
ブラックビームガンはロボットモードの手に持たせられます。
腰のジョイントにはブラックビームガンを接続可能。また、見栄えは悪いですがブロードキャストも一応腰に接続できます。
アクション
「トラックス、トランスフォーム!」
以上、マスターピース MP-25 トラックス(Tracks) でした。
可動範囲は、首はボールジョイントで上下左右に可動。背中のウイングはロール軸+前後スイングでフレキシブルに可動。肩は前後スイング+開き可動+若干前方に可動。肘はクリック式で90度スイング。二の腕に左右ロール軸可動。手首に左右ロール軸可動。掌は第2~5指の第二関節が可動。腰は左右ロール軸可動。股関節は前後スイング+開き可動。腰アーマーは前方に可動。大腿部は左右ロール軸可動。膝はクリック式で約90度スイング可動。足首は前後と内側にスイング可動。と広い可動範囲を持ちます。接地性に関しては、可動が優秀でしっかりと地面を捉える事が出来るので良好です。
付属品に関しては、劇中使用していた武器に加えて友人のラウルやそのラウルと共に運転席に乗せていたブロードキャストが付属。トラックスのボンネットが開くだけにラウルが非可動なのが惜しいです。
ギミックに関しては、劇中よく使用していたフライトモードへの変形が可能。G1玩具版では再現されなかった尾翼まで再現されているのは嬉しいです。また、劇中イメージと少々違うものの、ブロードキャストを運転席に乗せられるのを再現してくれたのは素晴らしいです。
スタイルに関しては、ビークルモードは「シボレー コルベット スティングレイ C3」に変形。うねったようなフォルムかつ、くびれのあるボディが非常に美しいので、ナルシストであるトラックスが選んだのも納得のビークルです。ボンネットのファイアバードもばっちり再現され、メタリックブルーのボディカラーも非常に綺麗なので、惚れ惚れする程に美しいビークルになっています。ロボットモードに関しては、アニメ劇中では箱型体型でしたが、この玩具はウイングが長くなったのを始め、ある程度メリハリのついた今風の体型になりました。現代風になった反面、逆にカッコ良くなり過ぎてしまった気もします。MPシリーズでここまでスタイルを変えるのはどうなのかなと思いますが、個人的にはナルシストな性格に似合ったハンサムなスタイルになったとも思います。ただ、首の後ろと背中のガワの間にある隙間が目立つのは残念。
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では、今回はこれで失礼します。それでは( ^_^)ノシ
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買いましたが凄くスタイル良いですよね。
なぜかトラックスって言うと、ジェネレーションズのやたら能力値が低いのを思い出しますwww
貴重な空戦闘能力があるのに(笑)
バイナルテックも所持してますが、やはり年月が経つと技術力の差が出るもんですね~
バイナルテック版は飛行形態がなく、なんと車のまんま空を飛べる設定なんですが、ナルシーなトラックスはその姿をダサいと感じ、空を飛ばないそうです(笑)
ちなみにバイナルテック版は結構な重武装。
レビューされたMP版はスリムになり、よりトラックスらしさが出てますな。
ジェネレーションズやバイナルテック版は肩幅が広く足がやや短いんでしょうね。
それぞれのアイテムを手にした時は納得する出来ながら、やはり最新作のMPとはスタイルの面でもギミックの面でも雲泥の差ですね。
リデコも既に発売されましたが、この価格設定なら手を出しやすいのも嬉しいですな。
そろそろハウンドお願いしやす、タカトミさん。
ARROWS、シーズン2、面白そうですな。
僕はシーズン1見てからフラッシュを見てますが、シーズン2からグリーンアロー、弓矢変わってますか?
いやフラッシュではロングボウから、小型のコンポジットボウみたいなのを使ってるんで。
あと、フラッシュでは目元をグリーンで塗るのではなく、コミックみたくマスクしてました。
その辺どうですかね?
あと、予告ではデスストロークが本格的に活動するみたいですね。
コミックでは不死身になってるデスストローク、ドラマではどうなるのか気になります。
既に視聴済みのレビューとか見たら、結構超人……メタヒューマンが出てくるとか?
面白そうですね~
DCコミックヒーローは映画ではマーヴェルに出遅れた形になりましたが、ドラマ等でどんどん巻き返してほしいですな。
そしてまだ未発売のプレイアーツ改でグリーンアローを!
では、次回更新を楽しみにしております。(^-^)
>なぜかトラックスって言うと、ジェネレーションズのやたら能力値が低いのを思い出しますwww
驚きの40ですからねww
まあ、TFのテックスペックなんて飾りみたいなもんですし・・・。
>レビューされたMP版はスリムになり、よりトラックスらしさが出てますな。
もうちょっと野暮ったい感じでも良かったかなとも思いましたが、弄ってるとこのスタイルもどんどん好きになってくるんですよね。ナルシストになるのも納得のスタイルです。
>僕はシーズン1見てからフラッシュを見てますが、シーズン2からグリーンアロー、弓矢変わってますか?
弓矢はシーズン1の最後で折られてしまったので、シーズン2の最初で新型の弓に換装。マスクに関しては、あるエピソードの後に某科学捜査官助手からプレゼントされました。
デスストロークを始め、メタヒューマンも多いのでアクションシーンも気合が入ってます。その分強敵も多いですが、物語が進むごとに理解者が増えていくので本当に見てて楽しいです。リーグ・オブ・アサシンも出ますよ~。
今回は精密さが売りの『マスターピース』ながら、確かにアレンジがいつもよりアバウトに感じます。
しかし、旧来よりイケメンになっているのは時代の流れでしょうし、それ以外も基本はG1に忠実で、さらにウィングの追加などほぼ本来のイメージです。
違和感のあるガワのすき間は、そこを考えればお気になさらないほうが吉です。
ギミックこそ違いますが、この出で立ちとカラーリング、『カーロボ』のスピードブレイカー(カーロボ3兄弟)とエックスカー(スパイチェンジャー)をかけ合わせたようにも見えます。
もっと深いところに踏み込めば、色を塗り変えて胸のサイバトロンマークをトレードマークの”X”に変え、ウィングを取り除いて武器をエックスガンに変更すれば、サイズは大きくなりますがエックスカーとしてリメイクできそうな気もします。
ただ本来のエックスカー、彼は”X”の文字がボンネット上にあって、それがロボットモードで胸部に来るのですが、ルーフが胸に来るこのトラックスをベースとするのは、イメージを考えますと慎重にならないといけないかもしれません。
『おりこ☆マギカ 新約』です。
ようやくのこと、風見野に到着した織莉子&キリカでしたが…………。
「……おかしいわ。全然、それらしい建物が見えないわ。……とっくに、着いているはずなのだけれども。」
2人の一番のお目当ては、この界隈にあるとおぼしきとある建物、というよりはゆまの実家である千歳家なのですが、歩けど歩けど一向に姿を現さないのです。
織莉子は地図とにらめっこしますが、それで状況が変わるわけもありません。
見ていたキリカ、脳天気なもので、
「ま……。散歩しながら、のんびり探そうよ。……なんなら、泊まりでさ。小旅行みたいで、」
「大丈夫かしら。」
「大丈夫!大丈夫!キュウべぇだって、いつもわたしたちを見張ってるわけじゃないんだから。」
織莉子、
「……あまり、学校は休みたくないのよね。」
「そっち!?」
そんなやり取りをしている前方から、
「離してぇ~!!」
「?」
叫び声が聞こえ、近くのコンビニの前で、ゆまが店員のおばさんともみ合っているところでした。
実はゆま、杏子に万引き術を教わっており、魔女探しに忙しい杏子のために、お菓子をプレゼントしようと決死の万引きを決行したのです。
杏子本人には、なにも伝えずにこっそりと抜け出したのでした。
レジにいたおばさん、彼女は商品のお菓子を持って店外に逃亡するゆまの姿を見るや、追跡して取り押さえにかかり、こんな年端もゆかない子ども風情が、恥ずかしげもなく万引きを…。と思いながら、
「親御さん、呼ぶからねっ!」
「…………っ…………。」
しかし、今のゆまに“親御さん”はいません。
ましてや、自分にとってはあの忌まわしい日々を鮮烈にフラッシュバックさせる言葉です。
涙目になるゆま。
織莉子は、そこに近づいていきます。
「あの……。」
「?」
「その子、どうしたんですか?」
「………ぐすっ…………。わぁああああああ~ん!」
「あ……こらっ!!」
おばさんが織莉子に気を取られた隙を見計らい、ゆまは泣き叫びながら、後をも見ずに一目散。
キリカ、
「あ~あ…。逃げちゃった。」
「あなたたち!あの子の、知り合い…!?」
「はぁっ?知らないよ!あんな、チビ。……それより、織莉子に大声出さないで!」
キリカとおばさんが口論を始めたその横で、織莉子はゆまの走っていった方角を、鋭い眼光で見つめました。
その目には、予知の力による新たなる魔女と、その結界が写っていました。
一方の杏子。
破竹の勢いで魔女を狩り、大量のグリーフシードを確保していました。
公園でそのグリーフシードを片手に、
「大量、大量♪……しかし、どうなってんだ?この街は。魔女が、うようよしてやがる。ま…。取り分が、増えるのはいいけどさ。」
そこで杏子は、初めてゆまがいないことに気づきます。
年端もゆかないゆまのこと、1人にさせるのは心配になりました。
「……ゆま~!おーい。どこだ~?」
探し回っているところに、コンビニから逃げてきたゆまが、やっとの思いで走って到着しました。
「きょ……きょっ……。杏子ぉ~っ………!」
「……ったく。どこまで、逃げてんだよ。……ん?どした?」
「杏子…。あのね。……これ、あげる!」
ゆまは、万引きしてきたお菓子を杏子に見せます。
まどか版「POCKY」の、「PQCKY」というお菓子です。
(アニメ『まどか』では「ROCKY」でしたが、名前が変わったのでしょうか。)
「お前……。これ、どうしたんだよ。」
「杏子…これ、好きだよね。…あげる!」
「…………。」
「ゆ……ゆま、1人で…できたんだよ。ほんとだよ!すごいでしょ…?」
杏子は、おばさんともみ合ってできたゆまの着衣の乱れを見逃しませんでした。
「……バレて、逃げてきたってとこか。」
「………………。」
ゆまの表情が一変します。
勝手に抜け出して万引きしたことで、杏子がどんな反応をするのか想像したのです。
「ご……ごめんなさい…………。つ……次は………上手に、やるから……。失敗しないから………。ゆまのこと……。嫌いに、ならないで……。」
「………そうじゃ、ねーよ。バカ。」
杏子は、ゆまに軽く頭突きを食らわしました。
しかし、これも愛情の現れです。
ゴッ!
「ひゃん…!」
「……背伸びすんな。1人で、生きていく方法はちゃんと教えてやる。1人前になるまで、1人で、勝手に動くんじゃねーよ。」
「………………。」
「どうせ…とっ捕まって、大泣きしたんだろ。……ゆまは、すぐべそかくからな。」
「………そ………そんなこと、ないもん………。ゆま、強いもん……。泣かないもん……。」
「……泣いてるじゃねーか。」
「泣いてない~!杏子の、バカぁ~。」
ゆまは、また号泣し始めました。
「あ~、はいはい……。早く、帰るぞ。疲れちまった……。」
杏子はゆまをなだめながら、2人で歩きだしました。
その後ろから、キュウべぇが視線を送っているのにも気づかずに………。
(次へ続く。)
いつもより長文になってしまい、大変申し訳ありませんでした。
次のコメントで、2巻の内容は終わりとなります。
3巻発売は10月ごろの予定ですので、それまでちょっとお休みし、別の作品の解説に当てようと思います。
>しかし、旧来よりイケメンになっているのは時代の流れでしょうし、それ以外も基本はG1に忠実で、さらにウィングの追加などほぼ本来のイメージです。
確かにスタイリッシュになっているのは時代の流れともとれますね。それにトラックスとして抑えるべきところはしっかり抑えているので、仰る通りあまり気にしない方が良さそうです。
>もっと深いところに踏み込めば、色を塗り変えて胸のサイバトロンマークをトレードマークの”X”に変え、ウィングを取り除いて武器をエックスガンに変更すれば、サイズは大きくなりますがエックスカーとしてリメイクできそうな気もします。
確かにそこそこのリデコでエックスカーになれそうな気もしますね。しかしそこはMPですし、もしエックスカーがMP化するのであればリデコではなく新規として徹底的にやってくれるでしょう。
>『おりこ☆マギカ 新約』です。
今回は日常パートのような感じでしたね。杏子はゆまに対して万引きはいけないと直接言えない立場ではありますが、勝手に動くなと言ったことで遠回しに二度とやるなと言ったようなものです。もちろんまだ幼いゆまにはその遠回しの意味は理解出来てないでしょうが、このまま何事もなく成長していけば理解できることだと思います。
ただ、織莉子の視線の先にゆまと魔女が居ることからゆまと魔女は邂逅するのでしょうし、そこに織莉子が行くことも予想できます。杏子と織莉子が関わることで物語がどう進展するのかが気になりますね。